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社員がメキシコ出張で水にあたり、入院中に受けた点滴薬から点滴薬を健康飲料として商品化できないかと模索していた。

大塚製薬は元々、病院などで使用される点滴用のリンゲル液を手がけていたため、先行商品であるゲータレードがリンゲル液の組成に近い事はすぐに判明した。また長時間の手術を終えて疲労した医師が水分補給にリンゲル液を飲用している事実も知っていた。そのため、その自社のリンゲル液を元にして開発が進められた。各種イオン濃度は綿密に調整され、ヒトの体液に極めて近い組成及び浸透圧になっている(「アイソトニック飲料」という用語もここから生まれた)。また、先行商品であるゲータレードに対抗するために、食味の研究も入念に行われ、赤穂塩味饅頭をヒントに塩味と甘みの絶妙のバランスを図った。

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